VIASOカードの海外キャッシングのメリット・デメリットについて知りたい方
三菱UFJニコスのVIASO(ビアソ)カードというクレジットカードがあります。
このページでは、VIASOカードのスペックを確認して、海外ATMで両替キャッシングする前提でのメリット・デメリットを見ていきます。
結論から言うと、VIASOカードはATM利用手数料(1回100円~)がかかるので、海外での両替目的ではイマイチです。
ただし、Amazonで買い物をするとポイントを貯められます。
さらに自動キャッシュバックがあるので、国内で使うクレジットカードとしては優秀です。
さらに、海外保険が条件付きで自動付帯で、年会費が無料なので、Amazonで買い物をするなら持っていた方がいいカードです。
それでは、VIASOカードのメリット・デメリットについて、詳しく見ていきましょう!
Contents
VIASOカードは海外キャッシング目的ならイマイチ
海外キャッシング目的ならイマイチ
セディナカードの方がいい
【基本説明】
VIASOポイントプログラムでは、利用金額1,000円ごとに5ポイントが付与され、常時0.5%のポイントが還元されます。さらにVIASO eショップを活用すると、最大10%のボーナスポイントが付与。特定加盟店での利用はポイントが2倍で、1%のポイントが還元されます。
- 年会費が無料
- 海外旅行保険が付帯している
- キャッシングの日払い返済ができる
- Amazonショッピングでポイントが付くのは貴重
- 国内・海外ATMの利用手数料が有料
- ポイント還元率が0.5%と低い
VIASOカードのスペック
まずは、VIASOカードのスペックを、以下にまとめました。
会社名 | 三菱UFJニコス株式会社 |
年会費 | 無料 |
発行手数料 | 無料 |
審査 | あり |
ブランド | MasterCard |
キャッシング年利 | 14.94%~17.94 |
海外事務手数料 | 2.00% |
利用可能枠 | 10~100万円 |
海外ATM利用手数料 | 1万円まで:100円(税別) 2万円以上:200円(税別) |
ポイント還元率 | 0.50% |
ショッピング保険 | 100万円まで補償 |
支払い日 | 毎月末日締め/翌月27日 |
入会資格 | 18才以上で電話連絡が可能 |
カード到着期間 | 最短3日 |
VIASOカードについてざっくり説明すると、自動キャッシュバック機能が特徴のクレジットカードです。
貯めたポイントが自動的にキャッシュバックされるので、ポイントを使わずに有効期限が過ぎて失ってしまう、というリスクがありません。
また、決済ブランドがMasterのみです(ただ、カードデザインがキャラクターの中にVISAがあります)。
VIASOカードで海外ATMキャッシングで両替する方法
海外ATMを使うと自動的に両替できる
VIASOカードを使って、海外ATMでキャッシングすると自動的に現地通貨に両替できます。
レートの計算も自動的にやってくれるので、便利です。
円換算レートは非公開なので、問い合わせても教えてくれません。
電話で聞いたこともあるんですが、ダメでした(笑)
ですが、一般的に空港の両替所よりも1%くらい良いといわれています。
レートの良い両替所を探して歩き回るよりも、ATMを使った両替の方が、断然効率がよいですし、盗難・紛失のリスクも減らせます。
外貨建によるカード利用代金の円貨への換算方法は、外貨額をVisa WorldwideまたはMastercardの決済センターにおいて、集中決済された時点でのVisa WorldwideまたはMastercard所定のレートに、海外取引に関する事務処理費用を加えたレートで円貨に換算します。なお、これらの決済センターにより決済されない取引については、当社または当社との提携金融機関所定の方法により円貨に換算するものとします。
出典:NICOSカード会員規約
VIASO Masterカードが使えるATM
VIASOカードが使える海外ATMは、至る所にあります。
Mastercard、Maestro、CirrusマークのついたATMであれば、VIASOカードが使えるATMです。
例えば、上の画像はタイ・バンコク市内の繁華街プロンポン駅の周辺にあるVIASOカードが使えるATMです。
このように、都市部であればどこにでもATMはあるので、両替する場所を探して歩き回らなくて大丈夫です。
ATMの場所は、以下のサイトで検索できます。
海外ATMの使い方
海外でのキャッシングは、利用する国や銀行のATMによって、微妙に画面や手順は違います。
ですが、基本的な流れは、以下の通りです。
- カードを挿入
- 言語を選択
- 暗証番号を入力
- WITHDRAWALを選択
- CREDIT CARDを選択
- 金額を選択
- 現地通貨を受け取る
- カードと明細を受け取る
シュミレーターがあるので、事前に予習しておくと安心です。
VIASOカードのデメリット
VIASOカードのデメリットのデメリットは以下になります。
- 海外ATMのキャッシング手数料が有料
- ポイント還元率が低い
1:海外ATMのキャッシング手数料が有料
海外ATMの手数料が「有料」
利用金額 | ATM利用手数料 |
1万円以下 | 108円 |
1万円以上 | 216円 |
VIASOカードでのキャッシングは、国内ATMでも海外ATMでも、同様の手数料がかかります。
1回の引き出しで216円は、ちょっと大きいです。
手数料が無料のセディナカードがあるので、そちらを利用した方がお得ですね。
2:ポイント還元率が低い
0.5%と還元率が低い
VIASOカードのポイント還元率は0.5%です。
VIASOカードは、毎月のカードショッピング利用合計金額1,000円(税込)ごとにVIASOポイントプログラムのポイントが5ポイント貯まります。
1ポイント=1円相当なので、還元率は0.5%です。
中には1%のカードもあるので、これは少ないですね。
VIASOカードのメリット
VIASOカードのメリットは、以下の通りです。
- ネットショップを利用することで還元率が上がる
- ポイントがオートキャッシュバック
- 海外付帯保険がついている
- 年会費が無料
1:ネットショップを利用することで還元率が上がる
Amazonの買い物で1.0%のポイント還元
さきほど、VIASOカードはポイント還元率が低いと紹介しました。
ただ、「POINT名人ドットコム」を利用してAmazonや楽天市場でネットショッピングをすると、ポイント還元率が合計1%となります。
名前 | 還元率 | 倍率 | 合計 |
Amazon | 0.5% | 2倍 | 1.0% |
楽天市場 | 0.5% | 2倍 | 1.0% |
Amazon、楽天市場の他にも、様々なショップが期間限定でポイントアップのキャンペーンを随時やっています。
しかし実際のところ、楽天市場であれば「楽天カード」を使うと合計2.0%になるので、楽天カードを使った方がお得です。
ただ、Amazonの利用でポイント還元をしている所は中々ないので貴重です。
Amazonで買い物をする機会があるなら、「POINT名人ドットコム」を経由して買い物した方が絶対にお得ですね。
ポイント獲得サイトで、VIASO eショップというサイトもあります。
こちらは「POINT名人ドットコム」と同じフォーマットを使っているサイトですが、ポイント還元率が微妙に違います。
僕が確認した時点では、「POINT名人ドットコム」の方が還元率が高かったです。
ただ、こういった還元率は時期によって変動するので、実際に使うときは、比較して利用することをおすすめします。
2:ポイントが自動キャッシュバック
VIASOカードは、1ポイント1円で自動的にキャッシュバックされます。
通常、クレジットカードのポイントは、ショッピング時に使用したり、交換を申し込むなどの手続きが必要です。
利用時自動的にポイントがキャッシュバックされるのは、珍しい便利なサービスです。
自動キャッシュバックについて
1年以内に10万円以上の利用が条件
自動キャッシュバックを受けるには、条件があります。
- VIASOカードのショッピング利用代金1,000円で5ポイント
- たまったポイントは1ポイント=1円
- 年に1回自動でキャッシュバック
- キャッシュバックの条件は、累計ポイントが1,000ポイント以上
- キャッシュバックは、カードの利用代金の支払いに指定した金融機関の口座に振込まれる
VIASOカードのポイントの有効期限は、1年間です。
そして、自動キャッシュバックの条件は1000ポイント以上です。
つまり、自動キャッシュバックを受けるには、1年以内に1000ポイント以上=10万円分の利用をVIASOカードで行う必要があります。
通常のカードはポイントの有効期限が2年間なので、考え方によってはデメリットともいえます。
3:海外付帯保険がついている
手続き不要の海外旅行傷害保険サービス
VIASOカードは、海外旅行の保険が付帯しています。
そのため、特別な手続きをしなくても、VIASOカードを持って海外へ行くだけで、万が一の事故が起こった場合に最高2,000万円の補償が受けられます。
補償項目の種類 | 保険金額 | |||
---|---|---|---|---|
ゴールドカード会員(※1) | プレミオ会員 | 一般カード会員(※1) | ||
JAカード等の一般カード会員 | ||||
傷害による死亡・後遺障害 | 最高 5,000万円 |
最高 3,000万円 |
最高 2,000万円(※2) |
最高 2,000万円 |
傷害・疾病による治療費用限度額 | 200万円 | 200万円 | 100万円(※2) | 200万円 |
賠償責任限度額 | 3,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円(※2) | 2,000万円 |
携行品の損害限度額(自己負担額1事故3,000円年間100万円限度) | 1旅行につき50万円 | 1旅行につき20万円 | 1旅行につき20万円(※2) | 1旅行につき20万円 |
救援者費用限度額 | 200万円 | 200万円 | 100万円(※2) | 200万円 |
海外旅行中のケガや病気の治療費から、カメラなどの携行品の破損・盗難、ホテルの設備を壊してしまったときなどの賠償責任まで幅広く補償します。
ご出発前の手続きも不要です。保険の対象期間(これを責任期間といいます)は会員資格の有効期間中に開始した旅行期間(出国日の前日の午前0時から入国の翌日の午後12時まで)となり、海外旅行の目的をもって住居を出発したときから住居に帰着するまでです。
1回の旅行につき日本を出国した日の翌日から数えて90日間です。出典:海外旅行傷害保険サービス
ただし、注意点があります。
それは、旅行の費用をVIASOカードで支払うという条件がついていることです。
2010年7月1日よりNICOSカード(※)「海外旅行傷害保険サービス」は日本出国前にNICOSカードで海外旅行代金等をお支払いいただくことが必要となりました。また、一部の保険金額について引下げとさせていただきました。詳細は『NICOSカード「海外旅行傷害保険サービス」変更(適用条件・保険金額)に関わるお知らせ』にてご確認ください。
もし、この条件が難しい場合は、エポスカードを持つことがおすすめです。
エポスカードは、持っているだけで海外保険が付帯します。
次の理由からも、VIASOカードとエポスカードを合わせて持つのがおすすめです。
死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算
VIASOカードの傷害治療・疾病治療は最高100万円です。
死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。
つまり、海外保険が付帯しているカードは、複数持っていた方がお得です。
年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するVIASOカードとエポスカードを持って海外に行くと、傷害治療・疾病治療の補償を上乗せできるのでお得です。
海外保険が自動付帯のカードは、複数持っているとお得で安心!
4:年会費が無料
年会費・カード発行手数料が無料
VIASOカードは、年会費・カード発行手数料が無料です。
クレジットカードの中には、年会費がかかるカードもあるので、ここは地味に抑えておきたいポイントです。
まとめ
VIASOカードは、海外ATMの手数料が有料です。
そのため、海外での両替目的として利用するカードとしては、イマイチです。
ただ、日本国内でAmazonを利用するショッピングのカードとしては、おすすめできます。
Amazonのショッピングでポイントが1.0%つくカードは、珍しいです。
年会費も無料なので、国内で利用するカードとしては優秀です。
海外旅行保険も、条件付きで付帯しているのもメリットです。
VIASOカードは、海外の両替で使わなくても、持っているだけで安心できるので、おすすめできるクレジットカードですね!
海外旅行に行くときは、このカードが必携!
海外旅行に行くときには、クレジットカードを持って行ってください!
持っているだけで安心・安全な海外旅行保険が無料でついているおすすめのクレジットカードがあります!
カードにはたくさんの種類があるんですが、おすすめのカードは決まっています。
ズバリ、こちらです!
エポスカード
年会費が永久無料・海外保険が付帯!
海外旅行に絶対に必須のカード!
会社名 | 株式会社エポスカード |
年会費 | 無料 |
発行手数料 | 無料 |
審査 | あり |
ブランド | VISA |
キャッシング年利 | 18.0% |
海外事務手数料 | 1.63% |
海外傷害保険 | 最高270万円 |
ATM利用手数料 | 有料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ショッピング保険 | 50万円まで |
支払い日 | 翌月27日払いまたは4日払い |
入会資格 | 高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方 |
カード到着期間 | 約1週間 |
海外旅行保険でついている安心のカードがエポスカードです!
海外滞在中の急な怪我や病気、スーツケースなどの私物が破損してしまった際のサポートが充実しています。
僕の海外旅行に行く知り合いの方々は、全員エポスカードを持って海外に行っています!
18歳以上なら、誰でも申し込みが出来るクレジットカードです。
※2023年10月1日より保険は自動付帯から利用付帯へ変更となります。
Wiseデビットカード
年会費が永久無料・世界のATMで使えるデビットカード!
海外旅行に絶対に必須のカード!
会社名 | ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社 |
年会費 | 無料 |
発行手数料 | 1200円(1回限り) |
審査 | なし |
ブランド | マスター |
キャッシング年利 | ー |
海外事務手数料 | 毎月2回まで 【月3万円未満】無料 【月3万円以上】超過額の1.75% |
海外傷害保険 | ー |
ATM利用手数料 | 月3回目以降 【月3万円未満】1回あたり70円 【月3万円以上】 |
ポイント還元率 | ー |
ショッピング保険 | ー |
支払い日 | ー |
入会資格 | なし |
カード到着期間 | 約2週間 |
Wiseデビットカードは、ATMの出勤手数料が、月に2回、合計30,000 円まで無料で出金できます!
それ以降は、1回の取引につき70円の手数料なので、他の銀行系デビットカード(三井住友や三菱UFJは110円)と比べてお得です!
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