韓国のATMの使い方や両替レートを比較してお得なキャッシング方法を知りたい方
旅行で韓国に行く場合、ソウルのATM事情について気になりますよね。
僕は2019年10月に韓国のソウルに行って、現地のATMを使って両替してきました。
その結果、韓国には手数料が無料のATMと有料のATMがあることがわかりました。
もっと正確にいうと、使うカードによって、ATMの手数料が無料になることがわかりました。
この記事では、韓国でお得に両替するためのATM事情や使い方について紹介します。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!

韓国の通貨は、ウォンです。
1ウォン=0.09円くらいです。
1万ウォン=約900円です。
(2019年11月時点)
Contents
韓国のATM手数料を無料にする方法

最初に結論からいいます。
韓国のATM手数料を、無料にすることができます。
方法は、クレジットカードならセディナカードを使ってください。
デビットカードなら、楽天銀行デビットカードJCB(※VISAはダメ)を使ってください。
韓国のATM事情については、これから紹介していきますが、それぞれのカードの詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。


韓国の両替の換算率レートの比較

大前提ですが、基本的に韓国で両替がお得な順番は、以下になります。
- 街の両替所
- ATM(※ただし使うカードによる)
- 空港の両替所
具体的には、以下の通りです。
- 明洞の両替所:1076.0
- ATM:1056前後
- 仁川空港:1004.0
※2019年10月時点のレート
1:明洞(ミョンドン)の両替所

明洞(ミョンドン)にある、レートが良いことで有名な両替所は1076.0でした。
確かに、ここが一番レートが良かったです。
2:ATM(楽天銀行デビットカードJCB)


空港のATMで、楽天銀行デビットカードJCBで50万ウォンを引き出したら、48,074円でした。
この場合の換算率は、1040.0です(50万÷48074)。
ただし、楽天カードは1%のポイント還元があるので(48074-480=47594)、それを考慮すると1050.5になりました(50万÷47594)

また、別の日に手数料無料のATMで1万ウォン引き出した時は、1万÷(9564-95)=1056.0になりました。
比較してみると、明洞の両替所の方が少しだけレートが良いですね。
3:仁川空港の両替所

仁川空港は1004.0でした。
基本的に空港の両替所のレートは悪いので、使わない方がいいですね。
このように、空港に到着したら現地通貨が必要になるので、まずは空港のATMでカードを使って両替するのがベストです。
それでは、韓国のATMの使い方について詳しく紹介していきます。
ソウル:仁川(インチョン)空港で両替できるATMの場所

韓国のソウルに行く場合、金浦(キンポ)空港と仁川(インチョン)空港の2種類があります。
- ANA/JAL:金浦空港
- LCC(格安航空会社):仁川空港
主に、このようになることが多いと思います。
僕はLCCのジェットスターを利用して、ソウルの仁川空港に行きました。
ですので、今回は仁川空港へ到着する場合のATMについて紹介します。
仁川空港は到着ロビーを出てすぐのATMは使えない?


仁川空港の到着ゲートは、こんな感じです。
SIMカード売り場や、両替所があります。

すぐに、ATMが見つかりました。

ところが、どういうわけかカードがATMで使えませんでした。
マークがついていても使えないATMもある

海外のATMでは、日本のカードが使えるATMと使えないATMがあります。
見分け方は簡単で、上記のマークがあれば、日本のクレジットカード・デビットカードで現地通貨に両替できます。
ブランド | ATM利用可能マーク |
VISA | PLUS(プラス) |
JCB | cirrus(シーラス) |
Master | cirrus(シーラス) |
ところが、海外のATMでは、これらのマークがついていても、なぜか使えないATMがあるんですよね(しかも頻繁に出くわす)。
ですので、仁川空港にある他のATMを探すことにしました。
仁川空港の左ハジに使えるATMがあった

空港内のインフォメーションで「グローバルカードが使えるATMはどこにあるの?」と聞いたところ、「空港の左ハジにある」と韓国美女のスタッフに教えてもらいました。

場所は、この辺りです。
2番出口の近くに、グローバルカードが使えるATMがありました。
韓国のATMの使い方

それでは、韓国のATMの使い方を写真で紹介します。
今回、利用したのは韓国KEBハナ銀行です。
このATMは、銀行手数料が必要なATMでした。
また、DCCの画面が出てくるので注意すべきATMです。

最初は、このような画面でした。
韓国語で何が書いてあるのかサッパリ不明ですが、言語選択ができるので初めてでも大丈夫でした。
1:言語選択

右側にGlobal Serviceとあるので、これを押します。

Continue(コンティニュー)を押します。
2:カードを入れる

カードを入れてくださいという画面が出ます。

カードを入れます。
3:言語選択

言語選択の画面になります。
左の日本語を押します。

カードの選択画面になります。
Foreign Cardを押します。
4:取引の選択

取引の選択画面になります。
キャッシュカードの場合はキャッシュサービス
デビットカードの場合は普通預金引出
を選択します。
今回はデビットカードを使っているので、普通預金引出を選択しました。

韓国語で、何か言われました(日本語を選択したのに?w)。
よくわからないですが、おそらく右下にあるのが継続なので押します。
5:暗所番号の入力

暗証番号を入力します。
6:金額の選択

金額の選択になります。
いくら引き出すかを選びます。
このATMでは1万ウォンから100万ウォンまで選べました。

引き出す金額を決めたら、次に紙幣の内訳を決める画面になります。
一瞬、何の画面なのか意味不明でしたが、これは5万ウォン札を何枚にするのかを選択する画面です。
大きな紙幣は使うのに困ることがありますし、小さい紙幣ばかりだと厚みが出て収納に困ります。
他の国ではなかなか見かけない、便利なサービスですね!

今回は、全部で50万ウォンを引き出すことにしました。
その全部を1万ウォンで引き出すと50枚になり、厚みが出て収納に困ります。
そこで20万ウォン(5万ウォン札×4枚)にしました。
- 5万ウォン札:4枚
- 1万ウォン札:30枚
今回は、このような内訳にしました。
7:DCC画面(要注意)

ここで、DCCの画面が出てきました。
ここで操作を間違えると、レートが悪くなるので注意です!

結論だけ言うと、こういう画面が出たら現地通貨の両替を選択してください。
DCC(Dynamic Currency Conversion)とは、銀行側が得をするようにできているシステムなので、僕たちみたいな観光客は注意が必要です!
一般的に、海外でクレジットカードを利用した場合、決済は現地通貨建てになります。
しかし、ハワイや韓国といった観光客が多い国では、旅行者の自国通貨で決済できるDCC(Dynamic Currency Conversion)サービスが導入されており、日本円建てでも支払うことができます。
ただし、日本円建てでの支払いは、金額がわかりやすいということや為替変動によるリスクがないというメリットがある反面、為替手数料がかかるので注意が必要です。
出典:三井住友カード

現地通貨を選択したら、カードを読み取り画面が出ました。
8:選択画面

なぜか、このタイミングで選択画面が出ました。
今回はデビットカードを使っているので、Cirrus(シーラス)を選択します。
「JCB Debit」を選んでしまいそうになりますが、国際通貨の引出はCirrus(シーラス)です。

しばらくお待ちください画面が出ます。
9:現地通貨の受け取り

カード・明細・現地通貨の受け取りになります。

カードが出て来たら、すぐに受け取りましょう!
もたもたしていると、ATMに吸い込まれてやっかいなことになります。

無事に、韓国の現地通貨に両替できました!

今回は、手数料で10,200ウォンを取られました。
韓国のATMの手数料について

韓国のATMを調べたところ、手数料が有料と無料のATMがありました。
結論から言うと、ウリィ銀行がATM手数料が無料でした(ただし、使うカードによっては有料になります)。
- ウリィ銀行:無料(ただしカードによる)
- KEBハナ銀行:10,200ウォン
- 地下鉄のATM:4,800ウォン
- KB銀行(国民銀行):3,500ウォン
以下、それぞれの韓国の銀行のATM画像を紹介します。
ウリィ銀行:ATM手数料が無料(※カードによる)

ウリィ銀行のATM手数料を調べてみたら、ATM手数料が無料でした。
ちなみに、調査したのは明洞(ミョンドン)にあるウリィ銀行内のATMです。

ウリィ銀行は手数料の確認画面が出ず、そのまま現地通貨を引き出せました。
このように、明細を見ても、ATM利用手数料は明記されていません。
ただし、これはお得なカードを使っているからです。
後述しますが、どのカードを使ってもATM手数料が無料になるわけではないので注意してください。
KEBハナ銀行:10,200ウォン

すでに紹介した通り、KEBハナ銀行は10,200ウォンの手数料が必要でした。
DCCの画面も出てくるので注意ですね。
地下鉄の駅にあるATM:4,800ウォン

こちらは、ソウル市内の地下鉄の駅でよく見かけたATMです。

調べてみると、このATMは4,800ウォンの手数料が必要でした。
KB銀行(国民銀行):3,500ウォン

KB銀行(国民銀行)のATMも調べてみました。

KB銀行(国民銀行)のATM手数料は、3,500ウォンでした。
韓国のATM両替ではお得なカードを使うのがベスト!

ここまで見てきたように、韓国のATM利用手数料は3,600~10,400ウォンが必要になります。
ですが、お得なカードではATM手数料が無料になります。
クレジットカードであれば、セディナカードがATM手数料が無料になり、利息も圧倒的に低いのでオススメです。
というのも、クレジットカードではATMの利用手数料が無料になるからです。
クレジットカードの場合、ATMで現地通貨に両替するのは「キャッシング」になります。
「キャッシングでは、利息以外に手数料を取ってはいけない」という決まりがあります(ですので、たとえ明細に手数料が記載されていても、実際に計算すると無料です)。
また、デビットカードなら楽天銀行JCBがおすすめです。
楽天銀行JCBデビットカードは、今回のウリィ銀行のように、通常なら手数料が有料になるところが無料になるATMが出てきます。
同じATMでも他のカードでは有料になるので、このように海外のATM両替では、お得なカードを持って行くのがおすすめですね。
特にセディナカードは、スマホから繰り上げ返済ができ、振込手数料も無料です。
そのため、ほとんど利息がかからないので、海外での両替には最適なカードです。
一番お得なセディナカードについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。

海外旅行に行くときは、このカードが必携!

海外旅行に行くときには、クレジットカードを持って行ってください!
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カードにはたくさんの種類があるんですが、おすすめのカードは決まっています。
ズバリ、こちらです!
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年会費 | 無料 |
発行手数料 | 無料 |
審査 | あり |
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キャッシング年利 | 18.0% |
海外事務手数料 | 1.63% |
海外傷害保険 | 最高270万円 |
ATM利用手数料 | 有料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ショッピング保険 | 50万円まで |
支払い日 | 翌月27日払いまたは4日払い |
入会資格 | 高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方 |
カード到着期間 | 約1週間 |
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年会費 | 無料 |
発行手数料 | 1200円(1回限り) |
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キャッシング年利 | ー |
海外事務手数料 | 毎月2回まで 【月3万円未満】無料 【月3万円以上】超過額の1.75% |
海外傷害保険 | ー |
ATM利用手数料 | 月3回目以降 【月3万円未満】1回あたり70円 【月3万円以上】 |
ポイント還元率 | ー |
ショッピング保険 | ー |
支払い日 | ー |
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